2024年9月24日に第9回 2024年キーパー技術コンテストの神奈川県チャンピオン決定戦が行われ、当社からは予選会を通過した8名の選手達が参戦してきました。
今年の神奈川県チャンピオン決定戦は、出場者が過去最多となったため神奈川A(横浜市外)と神奈川第1(横浜市内)といったように2部に分かれて開催されました。神奈川以外にも東京や大阪、愛知、静岡などなど、出場者が多い都道府県では2部に分かれて開催されており、年々規模が大きくなってきてることが伺えます。
競技種目は昨年同様、エコダイヤキーパーです。
1台の車をマスキングで半分に区切り、車半分の施工で競い合いました。
昨年と異なる部分で挙げると、今大会はこれまでの技術得点に時間加点が新たに加わり、総合得点での採点になりました。
スピードだけを意識してしまうと手元が雑になってしまったり、逆にゆっくりやってしまうと基準タイムすらオーバーして減点になってしまいます。つまり素早く細部まできっちりとコーティングを施し、ムラなく拭きあげて仕上げなければなりません。
実に「プロの技」を競い合う大会だなとつくづく感じます。
私たちの店舗はすべて川崎市に所在しているので神奈川Aの括りになり、神奈川Aチャンピオン決定戦は予選を勝ち抜いてきた全33名で行われました。
はじめに、施工する班(順番)と施工場所(運転席側か助手席側か)をくじ引きで決めます。
くじ引きの結果以下の通りになりました。
2-3 大場(Dr.Driveセルフ御幸店)
2-5 桜田 (Dr.Drive新丸子店)
2-6 野口(Dr.Drive新百合ヶ丘店)
2-9 中村(Dr.Driveセルフ御幸店)
2-13 酒井(Dr.Driveセルフ御幸店)
くじ引きが終わると各々集中モードに入り緊張感も高まっていきます。
程なくして開会式が始まり、各選手の決意表明です。
「優勝を狙いに来ました!」
「上手い人の施工を見てお店に持ち帰りたい」
「気負うことなくいつもの施工を心がける」
など各選手の意気込みを聞き、さらに会場のムードも高まります。
開会式が終わった後は競技説明を経て、すぐに1班目の競技スタートです。
「よーい、スタート」の合図と共にコーティングの前処理の”爆ツヤの作業”から始まります。
爆ツヤは油分や汚れを落とし、コーティングの定着を良くするためのいわば下地処理用のケミカルで、隙間なく塗り広げることや隙間に入れないこと、適正な力加減で確実に下地処理ができているかなどがポイントとしてあげられます。
爆ツヤ後は一度洗車をして拭きあげまで行い、コーティングが施工できる状態にします。
各車コーティングが施工できる状態が揃ったら、ここから時間計測が始まり仕上げまでノンストップで施工していきます。
以前に神奈川県チャンピオンになったことのある町田の前には施工を見ようとギャラリーの方々が集まっています。
「それでは作業を再開します、よーい、スタート!」
塗装を守りツヤを出すガラスコーティングケミカルの塗布から始まり、2層目の水弾きとツヤを出すエコレジンケミカルの塗布まで各選手息つかぬスピードで施工していきます。
予選を潜り抜けてきた猛者ばかりなので一人一人の動きにキレがあり採点者の目線でなければミスを見抜けないほどの拮抗ぶりです。
20分を過ぎたあたりから「終わりました」の声が上がり始め、あっという間に各車コーティングが施工されたキレイな車に変身しています。
全選手の施工が終わったところで採点者2名による緊張の仕上がりチェックです。拭き残しや水残りをお客様目線やプロ目線といった項目でじっくり確認していきます。ここでミスがあると優勝には届かなくなってしまうので各選手祈るような気持ちで一緒に施工車を見ていきます。
全員の仕上がりチェックが終わったところで1班目が終了、2班目の準備時間が始まります。
2班目の選手達は1班目の施工を見ているので時間への意識が強く出るように感じます。人によってはそれが返って施工のリズムを崩す原因になったり、自分の基準タイムより遅ければ安心感につながったりと様々です。
2班目も滞りなく終わり、採点時間を経たのちに運命の結果発表です。
5位から発表があり、4位…。
まだ当社のスタッフの名前はありません。
緊張感が最大に高まります。
3位…
「木内油業株式会社 大場選手」
Dr.Driveセルフ御幸店の若手コーティングリーダーがやりました!初の入賞です!
喜びも束の間、準優勝…
「木内油業株式会社 市川選手」
Dr.Drive宿河原店で普段からコーティングに対しての意識の高さが開花!見事な準優勝です!
優勝は…
「木内油業株式会社 町田選手」
木内油業の顔である町田が前評判通りの施工技術の高さを見せて堂々の優勝です!!
そしてなんと優勝、準優勝、第3位と上位入賞を当社のスタッフ達が独占してくれました!
7位にはDr.Drive新丸子店の桜田とDr.Drive新百合ヶ丘店の野口・松原も同点で入り、トップ10に6名のスタッフが入った結果となりました。
出場した選手達からするとわずかな1点や2点の差がものすごく大きく感じると思いますが、正直1位も7位も仕上がりとしてはほとんど変わらないので、また一段と当社の技術レベルが底上げできたのではないかと思います。
当社が目指すものは、誰か一人が突出しているということではなく、「誰にお任せいただいても同等な品質のキーパーコーティングを提供してお喜びいただく」ということなので今回の結果はそれを裏付けさせるような結果でした。
コンテストを通じて施工技術の見直しがあり、より高い仕上がりへとレベルアップしていくものと感じています。今後もキーパーコーティングをお任せいただいたお客様に期待以上のコーティングを作り出せるよう、各スタッフ日々精進してまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。
そして、来たる10月15日、16日に全国都道府県のチャンピオン達によって日本一を決める『全日本チャンピオン決定戦』がKeePer技研株式会社様の本社がある愛知県で開催され、神奈川Aチャンピオンとなった町田が出場します。
YouTubeでライブ配信もされるようなので平日ではありますが熱い声援を送りましょう!!