お店のスタッフがやってくれる洗車とは違い、セルフスタンドなどに設置してあるドライブスルー型の洗車機についてお伝えしたいと思います。洗い以外の部分はご自身でやることになりますが、安くキレイにできるのがメリットですね!

ドライブスルー洗車機を初めて利用する場合、何かと不安に思う事があると思います。そもそも、「ドライブスルー」という言葉を聞くと、飲食系のドライブスルーをイメージしてしまうのは私だけでしょうか?

お店に行き、インターホン越しに注文して、商品を受け取り、お店を出る、という一連の流れを車から降りることなく完結できる、そんなイメージです。

洗車の場合も、ほぼ流れは同じなのですが、インターホン越しに商品を注文するという部分が少し異なります。洗車機を使う前に、お金を入れて洗車コースを選ぶ機械が洗車機の入り口のところに設置してあり、その機械にお金を入れてコースを選ぶということが、インターホン越しに商品を注文する代わりになっているのです。

それでは具体的な流れをご説明します。

1.セルフスタンドなどに行く前に

もし少しでも不安要素がある場合は、あらかじめ、行くお店の情報を集めておくと良いかもしれません。

  • 洗車コースはどんなものがあるか?
  • タオルは置いてあるか?
  • 何時から何時まで使えるのか?
  • 支払い方法(決済手段)

基本的にはお店のホームページなどに記載があるとは思いますが、わからない場合は迷わず電話して確認しましょう。スタッフ側としては、そのようなお問い合わせは日常茶飯事なので大歓迎です!

2.お店に着いたら

セルフスタンドに向かい給油がなければそのまま洗車機に向かいましょう。

洗車機の入り口付近に洗車コースを選ぶ機械があります。車に乗ったままでもその機械は使えますが、心配な方は降りて操作しても全く問題ありません。

3.洗車コースを選ぶ

コースを選択します。

画面をタッチします。

確認して「はい」を押します。

現金の場合は次へ進みます。

コース選択画面

店舗によって洗車コースは異なりますが一般的に

  • 水洗い洗車
  • 撥水(はっすい)洗車
  • 光沢撥水(こうたくはっすい)洗車

などがあるので、お好みのコースを選択しましょう。

STEP
1
追加メニューの選択
  • ホイール洗浄
  • 下部洗浄
  • ていねい乾燥(乾燥時間を長くする)

などがあります。必要がない場合は次に進んでOKです。

STEP
2
装備品の選択

ドアミラーやリアワイパー、たためないドアミラー、フェンダーポールなどの装備品がある場合はボタンを押してください。装備品のボタンを押すことによって、該当部分だけ洗車機(ブラシ)が避けます。言い方を変えると、そこの部分だけ洗われず、汚れが残ってしまうので洗車機に入る前に洗っておくと良いでしょう。大概のお店は、洗車機の入り口付近に予備洗浄用のタオルやスポンジなどが置いてあると思います。

STEP
3
お金を投入して決定する

内容を確認して、洗車決定ボタンを押しましょう。ここまでが洗車機に入るまでの操作です。

STEP
4

装備品ボタンについて

ドライブスルー洗車機の利用は、基本的に自己責任での使用のため、装備品ボタンが押されていなくて破損があった場合は補償の対象となりません。





※注意書きが記載してある看板があるので必ず目を通しましょう。

実際にあった事例として、車の左前に後付けで装着しているフェンダーポールの破損があり、「いつもは押してないのに今回壊れた。」ということがありました。

詳しくみる

洗車機には幾つものセンサーがあり、車の形状をそのセンサーで読み取っています。最新の洗車機では、車の形状から突起しているものがあれば、そこの部分を避ける仕様になっています。ですが、その突起が車の形状と重なっていたりすると読み取れないこともあるのです。つまり、車から部分的に飛び出している部品に関しては、完璧に読み取れない場合があるので、破損させないためにも装備品ボタンは押して完全に避けるようにして下さいということなのです。


それなのでこの事例の場合は、これまではセンサーがなんとか読み取っていたが、この時は読み取ることができず破損に繋がったということなのです。もし車の停車位置がこれまでと一寸の狂いも無く全く同じ場所に停止することができていたのなら破損していなかった可能性もあります。しかし、毎回全く同じ場所に停止させるのは至難の技とも言えますし、きっと何よりストレスですね。
押した方がいいのかわからない場合は近くにいるスタッフに確認してください!

4.洗車機に車を入れる

メニュー選択の操作が終わったらいよいよ洗車機に車を入れます。

ガイド線に沿ってゆっくりと前進して停止位置まで移動します。

停止位置まで進むとランプが光ります。

すぐには始まらないので落ち着いて窓が閉まっているかを確認しましょう。大丈夫であればサイドブレーキを引いてエンジンを切ります。最近の外国車はエンジンを切ってもアクセサリー電源ONのままを維持する車もあるのでドアを開けて確実にOFFにしましょう。





注)洗車中にワイパーが動いてしまい破損するケースもあります。

洗車機が動いている間は車がキレイになっていく過程をお楽しみください。

5.洗車機から移動

洗車が終わったら洗車終了のランプが点灯します。

車を拭き上げるスペースがあるのでエンジンをかけて車を移動させましょう。

6.拭き上げ

洗車工程の最後に強制的に風を吹き出して水を飛ばす乾燥工程がありますが、完全に水気がなくなるわけではありません。拭き上げをせずに、そのまま帰って自然乾燥する選択もありますが、しっかりと拭き上げることをオススメします。自然乾燥してしまうと水道水に含まれるミネラル分が膜を作り、水シミの原因になります。ミネラルについてはこちら

タオルはお店で貸し出していたり、販売されていることもあると思いますが、オススメはマイクロファイバーのタオルです。傷も付きにくく、汚れを掻き取る性能も有しているので仕上がりがよりキレイになるでしょう。また、拭き上げスペースには、100円で数分間使用できる掃除機やご自身で調整する空気圧の機械、さらにゴミ箱などが設置してあることが多いので、気になる場合は利用してみましょう。

以上、ドライブスルー洗車についてのお話でした。当社でも取り扱いしているキーパーコーティングは洗車機のご利用を問題ないと検証・証明しているのでご安心ください。

次のお休みや簡単に洗いたい時などにドライブスルー洗車機を使ってみてはいかがでしょうか?わからないことはお気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい!

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