2023年8月現在の時点で、キーパーコーティングの種類は、なんと6種類もあります。
- リーズナブルで手軽感のあるクリスタルキーパー
- キーパーコーティングの基本形であるダイヤモンドキーパー
- 艶感に特化したWダイヤモンドキーパー
- 新商品にして人気沸騰中のフレッシュキーパー
- 汚れにくさに特化したエコダイヤキーパー
- 最上級の艶と防汚性能を併せ持つEXキーパー
キーパーコーティングをご検討中の方は正直どれを選べばいいのか悩んでしまうのではないでしょうか?
ここで、簡単な解説をさせていただきます。
1.耐久年数の違い
まず、キーパーコーティングを大きく分けると、コーティング被膜の厚みや密度による耐久年数の違いが挙げられます。1年タイプか3年タイプのどちらかになり、3年タイプのものは1年(または2年)に1度、コーティングのメンテナンスをすることで5年及び6年の耐久になります。
1年タイプのキーパーコーティング
●クリスタルキーパー
●フレッシュキーパー
3年タイプのキーパーコーティング
●ダイヤモンドキーパー(メンテナンス実施で5年)
●Wダイヤモンドキーパー(メンテナンス実施で5年)
●エコダイヤキーパー(メンテナンス実施で5年)
●EXキーパー(メンテナンス実施で6年)
施工方法の違いにより、コーティング被膜の1層目に当たるガラス被膜の厚みと密度がそれぞれ異なります。
1年タイプのキーパーコーティングは、1層目のガラス被膜を造り上げる際、濡れた状態で施工し、水の力を利用して強制的にガラスの分子を結びつけることで中密度のガラス被膜を造り上げます。それに対し3年タイプのキーパーコーティングは乾いている状態で施工し、空気中の水分により、ゆっくりと時間をかけガラスの分子を自然硬化させることで高密度で厚みのあるガラス被膜を造り上げます。それにより、深い艶を生み出し、耐久力のあるガラス被膜となるのです。
2.トップコートの違い
キーパーコーティングは基本的に2層からなるコーティング被膜でボディを保護します。(Wダイヤモンドキーパーだけ3層構造)その、2層目のトップコートの違いによりコーティング性能が変わってきます。
画像の左側、2層目が黄色になっているものが従来よりあるレジン被膜です。対して、画像の右側、2層目が緑色になっているものが、汚れにくさに特化したエコプラスレジン被膜になります。
キーパーコーティングの種類でいうと、
従来のレジン被膜
●クリスタルキーパー
●ダイヤモンドキーパー
●Wダイヤモンドキーパー
エコプラスレジン被膜
●フレッシュキーパー
●エコダイヤキーパー
という区分けになります。
さらに、キーパーコーティングの中で最上級のEXキーパーは2層目に最新鋭の有機レジン被膜の「VP326」というレジン被膜を乗せることにより、驚くような艶と汚れにくさを実現しています。
各キーパーコーティングの詳細は下記のリンクからご覧いただけますので、もっと詳しく知りたいと思った方はぜひ目を通して比較してみてください。
それでは、実際の施工車両をご紹介いたします。
各メーカーや車種によって塗装の違いがあったり、新車、経年車による違い、下地処理をどこまで行うかによっても差はありますが、それぞれのキーパーコーティング施工車両を同色系のボディカラーでまとめてみたので、仕上がりのイメージとしてご参考にしていただけたら幸いです。
まずはブラック系の施工車のご紹介です。
続いて、ホワイト系の施工車です。
参考どころか、画像だと艶の違いが正直わかりづらく余計に悩ませてしまうかもしれませんが、実際の車両では艶の深みや手触りなどに明らかな違いが出ます。ただ、逆に言えばどのキーパーコーティングをお任せいただいても艶が出てキレイになるので、オーナー様のカーライフに合わせたキーパーコーティングをお選びいただくことが一番だと思います。
とは言っても、どのキーパーコーティングが自分に合っていて、どれを選ぶのがいいのかご自身で決めるのは難しいかもしれません。
それなので、悩んでしまうときは私たちもご一緒に考え、最適なキーパーコーティングをご一緒に決めていきたいと思っているので、その際は「ツヤツヤにしたい!」「洗車回数を減らしたい!」などのご要望をお気軽に最寄りの店舗のコーティング技術スタッフにご相談ください!