以前のブログにて、セルフ洗車機における人気の洗車コースをランキング形式でご紹介させていただきましたが、今回はそれぞれの洗車コースの特徴と比較についてお伝えしたいと思います。
当社のセルフ洗車機はDAIFUKU製の洗車機を設置しております。
DAIFUKU製の洗車機を導入されている店舗であれば、他のお店でもコース名は異なりますが内容的には同じようなコース設定になっていると思いますので、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
洗車機コース
Dr.Driveセルフ御幸店におけるドライブスルー洗車機のコースは以下(画像)の通りとなります。
水お急ぎ洗車
水をかけてブラッシング(洗い)が1回の一番シンプルな水洗い洗車になります。
時間も短くサッと洗いたい方におすすめです。
シャンプー洗車
水お急ぎ洗車と工程はほぼ同じですが、ブラッシング時に中性シャンプーで洗うので、汚れが多く付着している時などにおすすめです。
撥水コート洗車
シャンプー洗車を行なった後に、ボディの水ハジキを良くする撥水剤(シリコン系)をかけて仕上げます。
と、ここまでは、なんとなくイメージがつくのではないかと思います。しかし、その他の、
- 光沢ポリマー
- ガラス系コート
- プロストコート
においては、文字だけみても「これって、どんな洗車だろう?」「違いは何?」と、疑問に感じてしまうと思います。
結論からお伝えすると、撥水コート洗車までは全て同じ工程で進み、その後「どう仕上げるか」の違いになります。
具体的には、仕上げるコート剤によって、
- 艶(光沢)感
- 撥水力(水玉の形状)
- 耐久性(持ち)
などの違いがあります。
その「違い」について比較したいと思います。
※あくまで個人の主観的な評価になります。
プロストコート
高密度ガラス系コーティング
- 艶(光沢)・・・・★★★★★
- 撥水力 ・・・・★★★★★
- 耐久性 ・・・・★★★★★
洗車前後塗装の艶(光沢)は明らかに違いがわかります。撥水効果もまた抜群!
ガラス系コート(クラストコート サラ)
ガラス系分子でボディをコーティング
- 艶(光沢)・・・・★★★☆☆
- 撥水力 ・・・・★★★★☆
- 耐久性 ・・・・★★★★☆
艶感はプロストコートに劣りますが、ガラスコーティング特有の深いツヤはあります。
光沢ポリマー(ビーナスガード)
時間をかけないポリマーコーティング
- 艶(光沢)・・・・★★★★☆
- 撥水力 ・・・・★★★☆☆
- 耐久性 ・・・・★★★☆☆
- ポリマーコーティング特有のマイルドな艶、手触りが良い!
ひと昔前では、機械洗車機のメニューは、松竹梅のようにシャンプー洗車とワックス洗車そして当時のハイグレードの洗車の中から選び、洗われていたのではないかと思います。
しかし、最近では洗車機の性能・幅広いケミカルの種類・コーティングの施工の有無など年々変化しており、一番高いから良いではなく、どの洗車を選択するかはユーザー様の好みによって選ばれる時代です。今お乗りのお車にどの洗車が最適なのか迷われた場合は、お気軽にお問合せ、または、お近くの店舗スタッフにご相談ください。
併せて、オプションコースの詳細と、どんな時にオプションコースをご利用いただいているのかをまとめてみたのでお伝えします。
高圧泡ジェット
満足度・・・★★★
ブラッシング前に高圧洗浄を行い、ボディについた汚れを洗浄します。また、クリーミーで特殊な泡を車全体に定着させることによって、ブラシとボディの緩衝材の役目も担いながら洗浄します。
花粉や黄砂の多い時期や降雪や台風後など汚れがひどく目立つ場合などに選ばれることが多いです。
ホイール洗浄
満足度・・・★★☆
高圧水を噴射しながら、泥落とし⇒ブラシ洗浄⇒洗い流しまで行い、ホイールを洗浄します。
デメリットとしては、ブラシの直径が決められており大きいサイズのホイールは洗い残しがあります。また、ホイール洗浄に使用されているブラシはナイロンブラシになるので、キズを気にされている方にはあまりおすすめできません。
下部洗浄
満足度・・・★☆☆
洗車機が走行しながら高圧水を吹き付け泥や除雪剤など下回りを手軽に洗浄できます。
降雪や台風後などに利用されているケースが多いですが、こちらの下部洗浄は、よく降雪地方などで見かける車の真下を洗浄するようなものではなく、サイドステップの下部辺りを横から高圧水で吹きつけて洗浄するものになっているので、下回りの汚れの完全除去は難しいです。
ていねい
満足度・・・★★★
こちらのオプションは、ブラッシングの回数を増やすオプションになります。各コース通常のブラッシング工程に対し、一往復ブラッシングが追加されるので、一度で落ちきらなかった汚れを洗浄します。
こちらも、花粉や黄砂の多い時期や降雪や台風後などに選ばれることが多いです。また、高圧ジェットとの組み合わせも多いのが特徴です。
いかがでしたでしょうか?
現在のセルフ洗車機では、種類や組み合わせなどにより何通りもの洗車ができるようになっています。故にどれがいいのか迷ってしまう事実も否めません。
今回のお話を参考にしていただき、セルフ洗車時に少しでも役立てていただければ幸いです。